二歳の娘の髪の毛がだいぶ長くなってきて、絡まるようになってきた頃の話。
2年間も髪を切らなければ、それなりの長さになるので、絡むのは仕方ないと思っていたのですが。
子供が嫌がることもあり、ズボラ母は髪をブラシングすることをしておらず、毛玉のようなものがチラホラできている状態に。
そのたびに、テレビを見ている隙にほどいたり、切ったりしていました。
「コンディショナー使ったらいいんじゃない?」と思ったのですが、
小児科医はどう思うのかなぁと、気になって聞いてみたところ、
「しっかり洗い流せるわけじゃないから、使わない方がいいよ!!今すぐ何か起こるわけではないけど、大きくなってかぶれやすくなったり、アレルギーが出たりすることあるから。」とのこと。
「そーなんだ。まぁ使わなくて済むならそうした方がいいよね。」
ということで、まずは無印週間だったこともあり、無印でブラシを買いました。
話はズレますが、お恥ずかしいことに、今までブラシの重要性をわかっていなかったんですよ。
100均のブラシで充分!と思っていたので、無印のブラシの機能に驚きました。
ブラッシングをしても頭皮の刺激がない!!
あと、髪がサラサラになるスピードが速い!!
ブラシの機能がここまで違うのかと脱帽です。値段15倍の差が出ますね。
<子供の髪はなんで絡みやすい?>
ここからは、私が調べた専門的?なことを紹介します。
なんで、髪が絡むんだ?って話ですが、これはキューティクルが剥がれているから。
簡単に言うと、髪が傷んでいるから絡みやすくなっているんです。
当たり前じゃん!!って声が聞こえてきそうですが、負けずに詳しく紹介しますよ。
髪の毛は外側から、キューティクル、コルテックス、メデュラの三層構造。
キューティクルはうろこ状の細胞で、何層にもなっていて、汚れやほこり、紫外線などの刺激から髪の毛を守る役割があるそうです。
キューティクルがきれいに並んでいると、サラサラと手触りのよい髪の毛ですが、剥がれているとザラザラとした手触りに。
キューティクルが剥がれると、うろこが引っかかって絡んでいくということなんですね。
子供の髪の毛は、細くて柔らかいので、余計ダメージを受けやすいらしく、
・お風呂後に髪の毛を乾かさなかったり → やってました
・タオルでゴシゴシ拭いたり → やってました
していると、簡単にキューティクルが剥がれて、髪が絡むということになるんですね。
<子供の頭皮のケアはトラブル回避に重要>
当然と言えば当然ですが、
「栄養のある畑には立派な野菜が育つ」のと同じで、頭皮環境が良くないと髪の毛の質も悪くなります。
皮脂や汚れがたまると、毛穴が詰まってしまうので、髪の毛に栄養が届かず、さらに、毛穴が歪んでくせ毛に・・・なんてことも。
皮脂や汚れがたまり、そこに炎症が起こると脂漏性湿疹(脂漏性皮膚炎)になることもあるようです。
<子供の頭皮トラブル脂漏性湿疹>
赤ちゃんの頭皮にできやすい湿疹なので、ママたちはご存知の方も多いと思います。この脂漏性湿疹は、しっかりと皮脂汚れを落とすことで防止できます!!
でも、ちゃんと皮脂を落とそう!!と1日に何回もシャンプーを行うことはオススメできないです。
皮脂を落とし過ぎると、身体は「乾燥している!?」と判断するので、さらに皮脂がドバドバと・・・。
なので、シャンプーは1日1回くらいがちょうどいいですよ。
<子供はコンディショナー回避で頭皮トラブル予防がベタ―>
まとまりのない話になってしまいましたが、子供にコンディショナーを使わない方がいい理由は、
「今は何も起こらないかもしれないけど、将来、頭皮トラブルが起こるかもしれない」
ということです。
子供は皮脂分泌が活発で汗もかきやすいので、脂溶性と水溶性の薬剤を吸収しやすい環境になっています。
コンディショナーの成分には、脂溶性のものや水溶性のものが入っているので、しっかりと洗い流せないと、
「頭皮から吸収される可能性は十分にあるんじゃなかろうか。」
「そしたら、アレルギーなどが起こるんじゃなかろうか。」
だから、一応やめておこうね!という話です。
ところで、2歳とか3歳って、シャワー嫌がりませんか?
うちの子供たちはシャワーどころか、頭を触ること自体を物凄い嫌がるので、毎日お風呂は戦場ですよ。
だから、コンディショナーはそもそも無理。
なんで調べたんだ?って感じですよね~ 気になったからです(笑)
それはともかく、コンディショナーで必ずアレルギーになるわけではないですが、親心としては
「ブラッシングで問題解決できるなら、その方が良さそうだよね。
大人になってパーマとかカラーができなかったら可哀想だし」
という感じです。
世のママたちの参考になればいいなぁと思います。