前回のアワノメイガ事件から数日たって、トウモロコシの雌穂が出てきました!!
待ってました!という感じです。
これで、雄穂をぶった切れます。
ということで、さっそく受粉させました。これで一安心です。
ところで、ずっとトウモロコシは
「雄穂と同時に雌穂が出てくれれば、受粉も簡単なのになぁ。」
って思ってたんですよ。
アワノメイガに怯えることもないですしね。
でも自然界では、虫と風以外、誰も受粉してくれないですから。
トウモロコシの雄穂と雌穂は、出てくるタイミングがズレてるのはなんでだろう??
と思いながら観察していたら、トウモロコシの葉の付け根に、花粉がたんまり溜まってるのを見つけたんですよ。
あ~そういうことか。
先に花粉を撒き散らして、葉の付け根に花粉を溜める。
→ そこから雌穂が出てくれば、自然と受粉できる。
っていう戦法だったのね。
と気が付きました。
畑の先輩たちの中には、トウモロコシは勝手に受粉するから、ほっといても大丈夫だよ~
なんて言う人もいて、
「そりゃそうかもしれないけど、心配じゃん!?失敗したくないし!!」
と思っていました。
その先輩たちは、トウモロコシの受粉の仕組みをわかっていたんですな!
とはいえ、一粒でも多く受粉させたいと思うのが親心ですよね(笑)
人工受粉は続けますよ。
これからも、雌穂に向けてぶった切った雄穂をペシペシします。