昨年も大玉トマトとミニトマトを栽培しました。
トマトの苗が弱々しかったので、ちゃんと育つか心配だったのですが、意外と平気でした。
トマトも割と生命力強めの野菜ですね。
とはいえ、トマトも病気のトラブルが多い野菜です。
今回は、トマトの黄化葉巻病と尻枯れについて調べてみました。
目次
黄化葉巻病になったミニトマト
こちらはミニトマトの苗です。
見事にピンボケしていますが、葉っぱが病気になってますね。
タキイ種苗さんのホームページで確認したところ、トマトの黄化葉巻病に似ている気がしました。
下の方の葉を見ると、枯れているのがわかります。
4月の時点でこれじゃ、今年のトマトはダメか…なんて思いましたね。
黄化葉巻病とは?
トマト黄化葉巻ウイルスというウイルスがいるみたいです。このウイルスに感染すると葉っぱが黄色くなって巻いていくみたいですね。
このウイルスはシルバーリーフコナジラミ(タバココナジラミバイオタイプB)とタバココナジラミバイオタイプQという虫を通して感染します。
カタカナが多くてよくわかりませんが、つまりは葉っぱに小さな虫が点々とついていたら即刻退治するべし!ということですね。
あと、感染した葉っぱは切り落とすのがベストということです。
枯れた葉っぱは即刻撤去は家庭菜園の基本でもありますから、皆さん周知だと思います。
しかし、知っていても行動に移せるかは、別の話でして。
枯れた葉っぱは、なるべく早い段階で撤去するよう心掛けたいと思います…。
病気に負けないミニトマト
途中経過の写真が全くなくwww
想像以上に順調に育ったので、病気のことなど忘れていたようです。
恐らく、病気になった葉はバサバサと切り落としたと思います。
ご覧のように鈴なりのミニトマトでした~。
虫食いだらけのミニトマト
例年、そこまでミニトマトに虫が付くことはなかったのですが、2021年は多かったですね~
きれいに育ったなぁ~と思ったら穴が開いていたり、ペコペコあおむしですか?っていうくらいくっきりと穴があいていたり。
ミニトマトは1株しか育てていなかったこともありますが、例年より収穫量は少なかったかもしれません。
尻枯れ病の原因~大玉トマト~
大玉トマトは、ぱっと見は美しいフォルムをしているのに、ひっくり返したら尻枯れを起こしていた…なんてものがいくつかありました。
尻枯れの原因はカルシウム不足なんだそうですよ。
尻枯れパターンは3つです。
・単純に土壌のカルシウムが足りてない。
・水が少なすぎて、カルシウムが吸収できずになる。
・窒素(N)が多い肥料をあげ過ぎている。
なので、対処法は苦土石灰を蒔いてカルシウムを補給したり、水まきをしたりすることですね。
大玉トマトの栽培は難しい
大玉トマトの苗は畑の先輩から2株いただきました。
毎年順調に育つのですが、傷のない美しいトマトを収穫することはなかなかないですね。
毎年、途中までは順調に育ちます。
真ん丸できれいな大玉トマトですね。
きれいに色づき始めました。
毎年、何個か収穫できるのですが、傷のない美しいトマトを収穫できるのはあまりありません。
大玉トマト成功例・失敗例
これは、2021年で一番美しく育ってくれた大玉トマトです。あまりにも美しかったので、何枚も写真を撮っていましたねwww
おそらく、雨と日差しのバランスが絶妙にいいと、綺麗な大玉トマトができると思います。
写真のトマトは6月20日に収穫したものです。
梅雨にはなっていたと思いますが、どうですかね。雨が当たりにくい場所で育っていたのかもしれませんね。
7月始めの様子です。
日差しも強く、雨や風で成長が安定しなかったかもしれないですね。
激闘の様子がうかがえます。
今年も市民農園に当選したら、トマトは育てると思います。昨年の経験を今年に生かしていきたいと思います。